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Windows 11更新後にSSDが認識されなくなる『KB5063878』(2025年8月)の不具合と対策について

  • 執筆者の写真: NuNuPC NuNuPC
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  • 2 日前
  • 読了時間: 2分
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2025年8月配信のWindows 11更新プログラム「KB5063878」を適用した後、一部環境でSSDが突然認識されなくなる重大なトラブルが報告されています。特に以下の条件が重なると発生しやすいようです。


発生リスクが高まる条件

  • ストレージの空き容量が少ない場合:使用率60%以上(空き40%未満)

  • 大容量データの書き込み時:50GB以上のファイルを一度に移動またはコピーするケース

  • 具体的なシナリオ

    1. 数十GB規模の動画編集や保存作業

    2. 大規模PCゲーム(例:モンハンワイルズやARKなど)のインストールやアップデート

    3. 大容量の圧縮ファイルを展開する場面


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有効な回避策

現時点での最善策は、不具合の原因となっている更新プログラム「KB5063878」を削除することです。以下の手順でアンインストールが可能です。


  1. 設定を開く

    スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)をクリック。

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  2. Windows Updateへ移動

    左メニューから「Windows Update」を選択し、「更新の履歴」をクリック。

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  3. 更新プログラムの一覧を表示

    画面下部「関連設定」にある「更新プログラムをアンインストールする」を選ぶ。

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  4. KB5063878を削除

    表示された一覧から「KB5063878」を探し、右側の「アンインストール」をクリック。

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  5. PCを再起動

    削除が完了したら、PCを再起動して作業完了です。



アンインストールに失敗する場合(Pro版でのみ有効)

もし「0x800f0905」などのエラーが表示され削除できない場合は、「Windows サンドボックス」が影響している可能性があります。

  1. 「設定」→「アプリ」→「オプション機能」→「Windows のその他の機能」へ進む

  2. 「Windows サンドボックス」のチェックを外す

  3. 再度アンインストールを実行


追加の注意点

更新プログラムを削除しても、自動的に再インストールされることがあります。新しい修正版が配布されるまでの間は、Windows Updateで「更新を一時停止」しておくと安心です。


SSDが認識されなくなった場合の対処方法

すでにSSDが認識されなくなった場合の対処法もし既にSSDが認識されなくなってしまったとしても、データを取り戻せる可能性は残されています。


まず最初に試してほしいのは、PCの完全な再起動です。単なる一時的な不具合であれば、これだけでSSDが再び認識される場合があります。


それでも改善が見られない場合、ドライブが「RAWパーティション」という状態になっていることが考えられます。これはOSがファイルシステムを判別できなくなっている状態です。

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